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zoom RSS 小田急ロマンスカー・西武鉄道ニューレッドアロー乗車記【前編】

<<   作成日時 : 2012/06/16 10:08   >>

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 今年最初の「乗り鉄」で、フジサン特急の展望席に乗車したときに「そういえば、長いこと小田急のロマンスカーに乗っていないなぁ〜。」ということを思い出しました。
 私が卒業した大学の最寄駅が小田急の本厚木でしたので、学生時代には何回かロマンスカーに乗車したことはあるのですが、その当時はさがみ号がSSE、はこね号がNSEという時代でしたので、現在特急に使用されている6種類の列車(LSE、HiSE、RSE、EXE、VSE、MSE)にはまったく乗車したことがありません。
 そこで今回は今年の目標でもある「乗ったことのない車両に乗る!」ということを実践するため、久しぶりに小田急のロマンスカーに乗車することにしました。本当は1日で6種類の列車に乗車できれば良いのですが、列車の運用や時間的な制約もありますので、今回は4種類のロマンスカーに乗車することにして、キップ等を全て「びゅう長野」で確保して出発しましたが…

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@長野(600)→大宮(714)  あさま500号 E2系8連【乗車:6号車】
A大宮(719)→新宿(748)  1110Y E231系15連【乗車:3号車】
小田急新宿駅までは、手持ちの長野⇔大宮の新幹線回数券と普通乗車券を組み合わせ、[あさま500号]〜湘南新宿ラインを乗り継いで向かいます。


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B小田急新宿(840)→小田原(954) さがみ61号(EXE・30000形10連)
(←小田原@ 30551+30501+30451+30351+30201+30051+30151+30101+30001+30051 I新宿→)
 さて△※年ぶりに乗車する最初の特急列車はEXEを使用した[さがみ61号]です(EXEはエクセレント・エクスプレスの略だそうです。)。
 EXEが登場したときには「EXEはロマンスカーか否か?」ということについて、だいぶ論議があったようですが、私個人の考えとしては「EXEはロマンスカーにあらず。」と思っています。その根拠は?と問われれば「前面展望席がないことと、ロマンスカーの証でもある赤いストライプが車体に入っていない。」という答えになります。ただ、このEXEは小田急の新時代を築いた特急列車であるということは間違いなく、その存在価値は大きいのではないかと思います。従来の連接車体を廃止し、1編成あたりの乗車人員を大幅に増加させたほか(同じ10量編成でもVSEの定員は約360名ですが、EXEは580名乗車できます。)、途中駅での分割・併合を可能とし、ビジネス特急やホームウェイなどにも活躍するなど、ロマンスカーでは対応が不可能な分野で活躍を続けています。
 さて、私が今回乗車する[さがみ61号]は[さがみ68号]の折り返し列車となるため、新宿駅で清掃等を行いますので撮影には十分時間が取れます。ですが、小田急新宿駅は全体が屋根に覆われたような作りとなっており、また、ボギー車の10両編成ともなるとホームの有効長一杯となってしまいますので、小田原方先頭車の撮影はほぼ絶望的な状況です(今後の参考としてください。)。
 しかし、改めてホームに停まっている実車を目の前にすると「この列車の塗色、もう少し何とかならなかったの?」と思えてしまいます。小田急では「ハーモニック・パールブロンズ色」と呼ぶらしいですが、簡単に言えば「金色」ですよね。金色の列車というセンスは…いかがなものでしょうか?(JRにも「こがね」というJTがありますが、こちらも評価が難しいです。)
 発車の5分前頃になり、ドアが開き客扱いが開始されます。外装は?マークがついてしまうEXEですが、内装は「小田急百貨店」が担当したということで、なかなか凝った感じを受けます。デビュー当初は途中での分割・併合を意識して新宿方4両は江ノ島の海をイメージした色使い、小田原方6両は山と森をイメージした色使いになっていたようですが、現在では紫色(この色の表現が難しいです。)とオレンジ色を使ったシートが並び、都会的でモダンな感じがします(なんとなく、こんな感じの車のシートがあった記憶があります。)。このシートに座ってみますと肉厚がたっぷりとあり、すわり心地がとても良いです。また、シートのヘッドカバーにも「EXE」という刺繍が入っており、高級感が感じます。窓も大きくシートの高さと窓枠の高さがあっているため、普通に座っていても「居心地が良い」と思わせる作りになっています。シートピッチも特別に広いというわけではないのですが、座ると「これで十分」と感じることができます。私も指定された座席に座り、出発の時を待ちます。
 列車は定刻どおりに新宿駅を出発しました。このEXEはデッキ部分の扉がガラス戸になっているため、多少連結部からの(ギシギシといった)音が聞こえますが、特急列車としての静粛性は概ね合格というところでしょうか。特急らしい胸のすく走りを期待していたのですが、豪徳寺付近まではダイヤが混んでいるのでしょう、速度を調整しながらの走りが続きます。その後、向ヶ丘遊園、町田駅と続けて停車します。どちらの駅からも乗ってくる人がいましたが、さすがに600人が乗車できる特急です、車内はかなり空いています。相模大野で停車し、右手に海老名の車両基地が見え、相模川の鉄橋を渡ると、そこは懐かしい厚木の街です。本当なら下車したいところですが、今回は先を目指すことにします。
 本厚木まではここまでは街の中、市街地を走ってきましたが、本厚木を過ぎるとどんどん山が迫ってきます。また、この先は列車密度が低いためでしょうか、ようやく特急らしい速度でどんどん標高をかせいでいきます。新松田で最後の停車をしてしばらく走ると小田原駅に到着しました。
 このEXEという車両は乗り心地が良い列車で、ほとんど疲れを感じないまま到着しました。さてEXEですが、最初の評価は?でしたが、乗ってみると良い車両だと単純にそう思えました。
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                 PHOTO:新宿駅での電光表示板(明るくて見やすいです。)


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         PHOTO:ホームにある乗車位置表示(電光表示で列車の種類がちゃんと変わります。)


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                             PHOTO:車体ロゴ


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                          PHOTO:行先・列車名表示


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                          PHOTO:30000形連結部分


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                     PHOTO:オレンジ色がアクセントになっています。
 

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                  PHOTO:バケットタイプのシートなのがわかるでしょうか?


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                     PHOTO:肘掛内にテーブルが納まっています。


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                     PHOTO:デッキとの仕切りはガラスのドアです。


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                       PHOTO:間接照明で高級感があります。


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      PHOTO:車販準備のためのコーナーがありましたが、この列車は車内販売はありませんでした。


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C小田原(1003)→箱根湯本(1017)  8000形4連
(←F 8156+8106+8006+8056 I→)
 小田原からは普通列車に乗り換えて箱根湯本を目指します。ここから乗車するのは8000形という、なんとなく「なつかしい小田急の車両」です。ここを走る普通列車は(私が見た限り)4両編成なのですが、なぜか号車番号が7号車〜10号車という表示になっていました。
 さて列車は小田原城を左手に見ながら、しばらくの間はJR線と平行に走り箱根湯本を目指します。高速道路の手前でJR線に別れを告げ北西に進路を変えます。最初の停車駅の箱根板橋は本当に住宅と住宅の間に挟まれたところにあります。なんとなく都会から来たおしゃれな特急列車が走る場所としては違和感が感じられる場所でした。勾配を上っていくと次は風祭駅に停車します。駅のそばには蒲鉾屋さんの店が立ち並び、一度は訪ねてみたいと思えるところですね。さらに上っていくと車両の検修庫がある入生田に停車し、入生田をでてしばらく走ると左手に温泉街が見えてきます。温泉街の町並みが車窓一杯に広がるとそこが終点の箱根湯本駅でした。
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D箱根湯本(1047)→小田急新宿(1219) はこね10号(VSE・50000形10連)【乗車:10号車】
(←新宿I 50002+50102+50202+50302+50402+50502+50602+50702+50802+50902 @箱根湯本→)
箱根湯本からはVSEを使用した[はこね10号]に乗車して新宿に戻ります。VSEというのはヴォールト・スーパー・エクスプレスの略で「ヴォールト」という言葉には「ドーム型の天井とか天空」という意味があるようです(車内に入ると確かにドーム型の天井になっているのが良くわかります。)。
 さてこのVSEですが、小田急ロマンスカーの本来の顧客である箱根への観光客を取り戻すべく、観光輸送に特化した車両と位置づけ2005年3月にデビューした、小田急久々の「ロマンスカー」です。その効果はどうなのか?という経営的なことは分かりませんが、乗客の多くがVSEをバックに写真を撮っている姿を目にしましたので、小田急の狙いは成功だったのではないかと思われます。
 さて、このVSEですが、小田急も「ロマンスカー」と呼ぶように、10000形HiSE以来途絶えていた前面展望車を復活させたほか、大型の4mにも及ぶ連続窓による眺望の確保、高いドーム型の天井など、見た目にも新時代のロマンスカーと呼べる車両になっています。
 私が乗車する[はこね10号]は[スーパーはこね9号]の折り返しとなりますので、撮影等の時間はたっぷりとあります。外装は白色のボディにバーミリオン・オレンジのストライプが入るというシンプルな塗色となっており、一見すると小田急の特急車両とは思えない感じも受けます。
 車内に入るとオレンジ色のシートが並んでいます。このシートはオフィスチェアでは有名な岡村製作所が作成したものと聞いています。かなり派手色使いですが、車内が明るく感じられ(個人的には)嫌いではありません。この座席は一般の特急車両よりシートピッチが広いため、座っていても前後の窮屈間は感じられません(シートピッチは1010〜1050mm)。ただ、シートのクッションは極めて薄い作りとなっています。乗り心地はかなり硬めとなっていますので、この辺は評価が分かれるところではないかと思います。
 このシートに座って「耳を澄ませながら」発車のときを待ちます。なぜかといいますと、このVSEはロマンスカーならではの「ミュージックホーン」が付いているからです。ミュージックホーンの音色が聞こえると、車内でも歓声が上がります。その歓声とミュージックホーンの音色を聞きながら列車はスムーズに箱根湯本駅を出発しました。
 さすがに小田原までの間は速度も上げられないようで、ゆったりとしたリズムを刻みながら進みます。小田原駅でも多くの乗客が乗車します。小田原駅停車中には、なんと運転手からの挨拶が車内放送であります。まるで飛行機に乗っているような感じです。小田原を出ると町田駅までは停車せず、VSEは快調な速度で走り続けます。沿線でも多くも人がVSEに向かって手を振っています。登場から4年が経過しようとしているにも関わらず、人気は上々のようです。さて、快調に走っていた[はこね10号]ですが、町田駅を過ぎた頃から大幅な速度低下と停車を繰り返します。特急の横を普通列車が追い抜いていくようなシーンもあり、乗客からは「どうして?」という声も上がります(小田急の複々線区間では優等列車と普通列車は走行する路線が違うためなのでしょうか?)。間もなくすると車内放送があり「海老江駅構内で信号機故障があったため、前を走る列車が遅れているため。」ということがわかりました。結局この後もストップ&ゴーの繰り返しがつづき、新宿駅には10分後れで到着しました。 
 トラブルには見舞われましたが、VSEのすばらしさは十分味わうことができました。今回は展望席の3列目という席でしたが、次回はぜひ最前列に座ってVSEを楽しみたいと思いました(ちなみに展望席3列目ですと、ほとんど前面展望は期待できません。最低でも2列目までの席を取ることをお勧めします。)。
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                       PHOTO:先頭車部分のロゴマーク


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            PHOTO:車体ロゴ(これをバックに記念撮影をする人が多かったです。)


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                         PHOTO:行先・列車名表示


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                     PHOTO:色鮮やかなシートが並びます。


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                   PHOTO:後ろから見るとシートの薄さがわかります。


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                   PHOTO:列車名の由来にも通じるドーム型の天井


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                          PHOTO:先頭車からの眺望


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            PHOTO:LSEとのすれ違い(こんなシーンは展望車でないと撮影できません!)

 この後は13時50分発の特急[あさぎり5号]の発車までだいぶ時間があるので、一度ホームから出て昼食を…と思っていたところ、「海老名駅での信号機故障のため普通列車は相模大野での折り返し運転、ロマンスカーについては全車運休となります。」というアナウンスがありました。仕方がありませんので手持ちの乗車券・特急券を払い戻して次の手を考えます。
 …ちなみに私が今回購入してあった乗車券・特急券はJTBが発券したものでしたので、当然、購入したびゅうでの払い戻しか、JTBの窓口へ行っての払い戻しを指示されると思っていたのですが、どこに行く必要もなく小田急の精算所で払い戻してくれました。小田急のこのようなお客様本位の考え方は立派だと思ってしまいました。
 ところで、この先の予定をどうしようかと考えたのですが、新宿から発車する特急列車でもうひとつ乗ってない特急があることを思い出しました。それは西武鉄道のニューレッドアローです。西武新宿から本川越に向かい、そこから大宮に出れば指定席を購入済みの新幹線に間に合いますので、急遽予定変更をして西武新宿駅に向かうことにしました。
 ところが、西武新宿駅というのは新宿駅とは繋がっていないため、本当に探すのに苦労しました。本来、新宿駅から遠くはないのでしょうが、なぜか私は30分も新宿の街を迷っていました。
                                              【字数制限のため後編に続きます。】

【乗車日:平成21年2月15日(日)】

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