長野電鉄2000系乗車記(H23.1.9)

画像

 長らく長野電鉄の「顔」として特急列車や普通列車、そして最近ではA特急[ゆけむり]の代走などとして活躍をしてきた2000系電車ですが、いよいよ終焉の時が近づき、マルーン色のA編成が23年3月に、りんご色のD編成についても23年の夏ごろに引退となり、元JR東日本の253系に道を譲ることになりました。
 引退間近となれば「乗り鉄」も「撮り鉄」にも遠方から大挙して鉄道ファンが駆けつけてきて大騒ぎとなりそうなので、静かな今のうちに「さよなら乗車」に出かけてきました。

画像

①長野(1459)→須坂(1516)  11A 特急[ゆけむり] 1000系【S1編成】
(←須坂① 1001+1011+1021+1031 ④長野→)
 今回は2000系への乗車なのですが、次の2000系が入る特急列車まで時間があるので、須坂まで1往復することにしました(スノーモンキーも見たかったですし…。)。

 須坂までは久しぶりに特急[ゆけむり]に乗車します。
 久しぶりの乗車ですが、ハイデッカーのシートからの眺めは最高ですね!そして乗り心地の良いこと!この特急列車にわずか100円で乗車できるとは…。まさにこれこそ長野電鉄の大サービスといえるのではないかと思います。

 ただ、今、[ゆけむり]に乗車すると、今までとは趣の異なる乗客が多いのにびっくりします。皆、PSPを両手で持ち、相手の顔を見ずに色々と話をしている人たちの多いこと…。これが「モンハン効果」ということなんでしょうか?
 私にはちょっと分からない世界ですね…。


※須坂駅にて
 須坂駅ではちょうど14A特急を代走している2000系D編成とすれ違うため、しばし2000系の撮影を!
画像

                       PHOTO:8500系と並ぶ2000系D編成


画像

                         PHOTO:D編成が先に発車します。


画像

                       PHOTO:須坂駅を離れる2000系D編成


画像

                       PHOTO:古豪・ED50が外に出ていました。


画像

                      PHOTO:OSカーも復活して欲しいところですが…


画像

②須坂(1521)→長野(1548) 224列車 8500系3連
(←長野 8515+8555+8505 須坂→)
 須坂駅からは8500系の普通列車で長野に戻ります。
 さすがに8500系に乗車すると「おっ、新しいなぁ~」と思えますね。シートの色も明るい感じですし、入口ドアの上部には液晶式の表示板がありますから、現在の新型車両と比べも遜色がないのではないかと思います。
 特急列車だと「あっ」という間に到着してしまう距離ですが、普通列車だとのんびりしていいですね。特に長野電鉄は趣のある木造駅舎が残っていますので、今度はゆっくりと駅を訪問したくなってしまいました。
画像

                           PHOTO:なんと液晶表示!


画像

③長野(1558)→湯田中(1649) 13A(2000系代走)~15B 2000系【D編成】
(←①湯田中 2007+2054+2008  長野③→)
 長野駅に戻り、ここからはりんご色のD編成に乗車して湯田中駅を目指します。
 こちらのD編成はA編成の登場から7年後(それでも昭和39年生!)に製造された車両で、こちらも2007年の特急運転開始50周年を迎えた際に塗色変更が行われ、A編成とは異なり1990年まで使用されていた「りんご色」に塗り戻された編成です。

 この列車、列車番号を見て分かるとおり、本来ならこの列車は[ゆけむり]で運転されるはずの列車なのですが、2編成ある1000系のうち1編成が検査入場中のため、この列車は2000系D編成が代走します。
 また、この列車で須坂より先に行く場合は、須坂駅で15B特急に乗り換える必要があるのですが、13A特急を2000系が代走しているため、乗換えなしで湯田中まで乗車できます。

 さて、シートピッチが若干狭く、背もたれもほとんど垂直なシートに座ります。さすがにシートのクッションは甘くはなっていますが、枕部分には白いカバーが掛けられおり、特急列車としても品格が伺えます。さすがに[ゆけむり]と比べると乗り心地も静粛性も劣りますが、これが2000系の味わいと思えば乗車が楽しくなってきます。

 長野駅から続く地下部分を抜けるとぐぐっと加速をしていきます。このさまは「まさに特急列車」と思えます。千曲川にかかる新しい村山鉄橋を渡ると間もなく須坂駅です。「大勢降りるのかな?」と思ったのですが、意外と乗客の移動が少なくてびっくり。須坂までなら普通列車に乗る人が多いということでしょうか?

 この列車は信州中野までが特急列車で、信州中野から湯田中までは普通列車として運転されます。長野を出発するときには小雨の天気でしたが、さすがに信州中野の標高が高いため雨が雪に変わってきました。りんご色のD編成は、終点の雪で真っ白となった湯田中駅のホームに静かに到着しました。
画像

                  PHOTO:2000系の車内・基本的には「集団見合いシート」


画像

                     PHOTO:「特急・須坂」の表示は1日に数回のみ


画像

                      PHOTO:湯田中駅に到着した2000系D編成


画像

                      PHOTO:湯田中駅に到着した2000系D編成


※湯田中駅にて
 湯田中駅からはA編成が運用に入る次のB特急で長野に帰りますが、時間がだいぶありますので駅の北側に隣接している『楓の湯』に立ち寄り、一風呂浴びることにします。
 ここは入浴料わずか300円と、とてもお得な温泉ですよ~。湯田中に来て時間があるときには最高ですね!
画像

                        PHOTO:しっかりと温まりました!


画像

④湯田中(1848)→長野(1943) 20B 2000系【A編成】
(←長野③ 2002+2051+2001 湯田中①→)
 湯田中駅からはマルーン色のA編成に乗車します。
 このA編成は長野電鉄初の特急型電車で1957年(私より先輩で昭和32年製!)に製造された、まさにオールドタイマーです。長らく赤色とクリーム色の塗装で活躍をしていましたが、2007年の特急運転開始50周年を迎えた際に、登場時の「マルーン色」に塗り戻され現在に至っています。

 車内に入ると見た目以上にシートがへたっています。そのためD編成の後にA編成に乗るとさすがに「古い」と思えてしまいます。
 ドアの閉まる音もドアとドアレールの間に何か挟まっているんじゃないの?と思えるような音はしていますし…。でも、よく50年間も頑張ってきたなぁ~とも思えてしまうのも本当のところです。

 もう少しで現役を引退してしまうのも惜しいなぁ…なんてことを考えているうちに長野駅に戻ってきてしまいました。

画像

                      PHOTO:湯田中駅に到着する2000系A編成

画像

                             PHOTO:A編成の車内


画像

                       PHOTO:ドア横部分にはロングシートもあります。


画像

                         PHOTO:長野駅に到着した2000系A編成


 A編成の引退まであと2か月足らず。
 地元を走っている列車ですから、今回を最後とせず、あと数回は乗車したいところですね。ただ、昨日、今日と多くの鉄道ファンが既に集まってきているようなので、騒ぎになる前に…と思っています。

【乗車日:平成23年1月9日(日)】

↓鉄道ブログランキングに参加しています。よろしかったら、ワンクリックをお願いします(お金等は一切かかりません。私の励みになります。)。
にほんブログ村 鉄道ブログへ

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック