485系・特急[いなほ][北越]乗車記(H25.1.24)
電化をされている区間なら全国どこでも走れる特急列車としてデビューした485系も、早や、製造から40年以上が経過し、全国各地で走っていた485系を使用する優等列車も、気がつけば定期列車としての運用を持っているのはJR東日本だけという非常に先行きが厳しい状況になってきました。
だからといって485系がすぐさま特急運用から離脱するとか、廃車となるという話は聞こえてきませんが、常磐地区を走っていた651系やE653系が新潟地区でハンドル訓練を行った…というような話を聞くと「485系も終焉が迫ってきたのか…」と思わざるを得ません。
「引退」の発表があると同時に全国各地から多くの人が集まってきて、乗車することも難しくなってきてしまいますし、なによりも485系が本来の輝きを失わないうちに…と思い、485系が使用される代表的な列車に乗車することにしました。
※今回はその第2回目です…。ちなみに1回目の記事はこちら…
485系・快速[おはよう信越]&快速[ほくほく大地の芸術祭号]乗車記(H24.7.29)…http://tomodachiya0221.at.webry.info/201207/article_6.html
①秋田(910)→新潟(1257) 2008M 特急[いなほ8号] 485系6連【T18編成】
(←新潟⑥ クハ481-1508+モハ485-1074+モハ484-1074+モハ485-1082+モハ484-1082+クロハ481-1029 ①秋田→)
今日は特急[いなほ]~[北越]と乗り継ぎますので「どちらかに485系の基本編成が入っていてくれれば…」と思っていたのですが、秋田駅の6番線に待っていた特急[いなほ8号]は国鉄特急色、しかも未乗車のT18編成という『超・ラッキー』に恵まれました。
乗換時間がわずかしかないため、先頭部の写真のみ写し急ぎ車内に入ります。今回、私が指定を取ったのはA席です。この席だと日本海を見ながら乗車できますので参考にしてください(夕方は日差しがまぶしいかも…)。
さて、この特急[いなほ号]ですが、デビューしたのは1969年10月で、当時は上野-秋田間を高崎線~上越線~信越本線~羽越本線経由で運転を開始しました。1982年11月の上越新幹線開業により新潟駅発着に変更され、運転区間は新潟-秋田・青森と変更になり、それ以降は、新潟と日本海側の主要都市を結ぶ特急列車として活躍をしてきた列車ですが、2010年12月のダイヤ改正により運転区間が新潟-秋田間に短縮されて現在に至っています。
定刻どおりに秋田駅を発車した特急[いなほ8号]は物見川を渡り、一路、新潟を目指して走り始めます。羽越本線は完全には複線化されておらず、所々単線になる部分もあるため、特急といえど運転停車をしながら進んでいきます(こういう時間があるほうが「乗り鉄」は楽しいのですが…)。
最初は天気の良い日本海や鳥海山を見ながら進んでいたのですが、途中からは「雪国らしい」天気に変わってしまい、鉛色の空と海を見ながらの乗車となってしまいました。
あつみ温泉駅を過ぎると進行方向右手には名勝・笹川流れが見えてくるのですが、この笹川流れはどちらかというと「上り」よりも「下り」の方が良く見えます。
列車は秋田県から新潟県に入るとガラッと天気が変わってしまい、冬空の中を特急[いなほ8
号]は進みます。
村上市まで来ると新潟まではあと少々。列車もなんとなく速度を上げラストスパートをかけているようです。
最初は4時間近い乗車なんて苦行に等しい…なんて思っていたのですが、乗ってみれば案外と短く感じました。特に私のように海無し県に住んでいるものにとっては、海を見ながら列車に乗れるなんてことは夢のようで本当に乗車時間が短く感じました。
豊栄駅を過ぎ、右手に新幹線の車両センターと新潟機関区が見えれば間もなく新潟駅です。特急[いなほ8号]は1分の遅れも出さず、新潟駅の2番線に到着しました。
ちなみに、秋田-新潟間、273.0kmを3時間47分で走り抜けましたので、表定速度は72.2km/hという結果ですので、電車特急とすれば「まあまあ」といったところでしょうか。
PHOTO:秋田駅の電光表示板
PHOTO:特急マークとヘッドマーク
PHOTO:行先表示板
PHOTO:T18編成の車内
PHOTO:T18編成のシート
PHOTO:秋田駅を出てすぐに物見川を渡ります。
PHOTO:下りの[いなほ1号]にはリニューアル編成が使用されていました。
PHOTO:鳥海山を見ながら進みます。
PHOTO:笹川流れを見る頃にはすっかり天気が悪くなってしまいました。
PHOTO:村上駅の手前にはデッドセクションがあります。
②新潟(1302)→金沢(1641) 1056M 快速[北越6号] 485系6連【T13編成】
(←金沢① クロハ481-1025+モハ484-1041+モハ485-1041+モハ484-1064+モハ485-1064+クハ481-1025 ⑥新潟→)
今度こそはリニューアル編成だろうと思っていたのですが、新潟駅の1番線ホームに待っていたのは485系オリジナルのT13編成で、またも「ラッキー」が続きました。
しかし、乗換時間が5分しかありませんし、優等列車同士の乗り継ぎなので当然同一ホームでの乗換だと思っていたのですが…。自販機で飲料水を購入するのが限界でお弁当を購入することが出来ませんでした(乗継客のことをもう少し考えたダイヤを組んでほしいものです。)。
さて、この特急[北越]ですが1969年10月に大阪-新潟間で臨時列車として運転を開始した特急列車で、その後、1970年3月に定期列車に格上げされました。また、運転当初は北陸線経由で運転していましたが、1975年3月の湖西線開業に伴い同線経由に変更されました。
1978年10月に北陸方面の特急列車の運転区間の見直しにより、金沢駅を境に系統分割されるようになり、特急[北越]は金沢駅発着の列車として北陸地方都市間を結ぶ役割を担うようになりました。
2010年3月に行われた大阪駅を発着する列車の見直しに伴い、特急[北越]は金沢-新潟間を走る特急となりました。
新潟駅を定刻に発車した特急[北越6号]は新潟車両センターを左手に見ながら進んでいきます。ここからは乗りなれた区間ですので、ブログの下書きをしながら、そして海を見ながら金沢までの時間を過ごしました。
途中、見附駅では上越線の除雪の影響で約5分ほど遅れて発車しましたが、金沢駅には定刻どおりに到着をしました。
ちなみにこの列車、新潟-金沢間、313.5kmを3時間39分で走りきりますので、表定速度は85.9km/hとなり、かなり俊足の部類に入るのではないかと思います。ただ、その代わり乗り心地はあまり良くないですが…。
PHOTO:特急シンボルマークとヘッドマーク
PHOTO:行先表示板
PHOTO:途中の新津駅には珍しい編成が…
PHOTO:国鉄色のキハ30、このまま磐越西線に走らせて欲しいですね。
PHOTO:弥彦山を見ながら進みます。
PHOTO:柏崎を過ぎると海が見えます。
PHOTO:本日2回目のデッドセクション(糸魚川付近)
PHOTO:富山機関区が見えると富山駅に間もなく到着
秋田から金沢まで約7時間30分、485系に乗り続けました!運が悪ければどちらもリニューアル編成になるかも…と思っていたのですが、両方ともオリジナルの485系、しかも特急[いなほ]にいたっては国鉄特急色編成ということで、今回は最高の「乗り鉄」ができました。
ところで、特急[いなほ]はE653系に置き換えられる…という噂があるようですが、いつまでも国鉄型車両を使用する特急列車であって欲しい!というのはも私たちのわがままでしょうね。
PHOTO:本日使用した指定席券(特急[いなほ8号])
PHOTO:本日使用した指定席券(特急[北越6号])
【乗車日:平成25年1月24日(土)】
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この記事へのコメント
いなほは日本海に沿って走っているので景色がいいですね!
羽越線は完全複線化ではないので所要時間がかかります。
485系は引退時期に来ていて、E653系が運行開始予定です。
いなほ色になるのかな~
コメントをお寄せいただきありがとうございます。
特急[いなほ]がE653系に置き換わるのでは…と言われているのですが、正式なプレスリリースもありませんので、まだ「うわさ」の域を出ないのですが、もしE653になるのならどんな塗色になるのか楽しみですね。
E653系で置き換えることも明記されていました。
時期に関しては来年(昨年の時点で)となっていて
より具体的なことは書いてありませんでした。
情報をいただきありがとうございます。
そうですか、私、プレスリリースが出ていたんですか!しらずに失礼いたしました。そうするとあとは時期が問題ですね。
子どもの頃から親しみのあった485系も、そろそろ撤収時期になりそうで寂しい気持ちになります。
コメントをお寄せいただきありがとうございます。
485系を含め国鉄時代の車両は「消毒液」の匂いが少しきついですね。
全国各地を走っていた485系もいよいよ終焉の時を迎えそうですね。485系を改造したJTは残るでしょうが、オリジナルタイプの車両は今のうちに記録をしておいたほうが良さそうですね。
今度、485系目指して行ってみます。(家族には影の目的は内緒ですが・・)
直江津で車を駐車しようかとも思いましたが、新井駅にもパークアンドライドあるんですね。いろいろ乗車記を見させていただきました。流石、行ったことのある人の体験はとても役に立ちます。
【くびき野・新潟行き】始発からも視野に入れてみます。有難うございました。
色々とブログを見ていただきありがとうございます。
新井駅の「パーク&ライド」ですが、あることにはあるのですが冬季間は営業をしていませんので注意をしてください。また、台数も少ないので「行ったけども満杯だった。」ということも十分考えられます。
やはりお奨めは直江津駅の南側です。24Hで500円~1000円の駐車場が何箇所もありますので、参考としてください。
指が反っている『浮き指』では、指がクッションの役割を果たせないから、ドスンドスンとした歩き方になる。一番はウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードが無事に可決される事が良いのですが☆2010年より現職。(実験する気はなし)。当然ながら上位着選手の足が良く見えるわけですが、初日のレースで私の印象に残ったのは以下の選手ですね牛山貴広(着)水道水でジャーとやるときは従来のインスタントコーヒーを使うことにする……何ともまあ、コーヒーに失礼な飲み方をしている者よ。http://aaa-sec.com/soccer2013.html