鮮烈デビュー!E653系1000番台車・特急[いなほ]乗車記(H25.10.3)
1964年(昭和39年)のデビュー以来、全国各地で活躍を続けてきた485系交直両用特急型車両も、現在、定期運用が残っているのは、ここ新潟地区と青森地区の2か所のみとなってしまい、もはや『この地が485系にとって最後の聖地』という感じになってきました。
そんな中、今年の6月にJR東日本新潟支社から「今秋以降、特急[いなほ]の車両を一新します。」というプレスリリースがあり、後継車両についても特急[フレッシュひたち]などで使用されていた車両を改造したE653系1000番台車を導入することが発表されました。
そして、ついに9月28日(土)から、この新型車両が特急[いなほ]の運用に入り始めましたので、せっかく長岡という場所に住んでいますので、早速乗車に出かけてきました(もたもたしていると、第3編成、第4編成…とデビューしてしまい、珍しくもなくなってしまいますからね…)。
◎新潟(1533)→村上(1623) 2007M 特急[いなほ7号] E653系2000番台車7連【U-102編成】
(←村上① クロE652-1002+モハE653-1004+モハE652-1004+サハE653-1002+モハE653-1003+モハE652-1003+クハE653-1003 ⑦新潟→)
新潟駅からE653系1000番台車7連を使用する特急[いなほ7号]に乗車します。
今回の乗車ですが、本当は全区間(新潟⇔秋田)を乗車したかったのですが、まあ、明日も仕事がありますし、フリーキップの有効区間も考慮して新潟→村上間のみの乗車としました。そしてどの車両に乗ろうか?と考えたのですが、こちらはやっぱり本来のE653系には存在しなかったグリーン車に乗ることにしました。
特急[いなほ]に使用されるE653系1000番台車は、新潟市に15時20分に入線してきますので、撮影は余裕を持って行うことができます。さすがに新型車両ということで、鉄道ファンでだけではなく一般の方などもカメラやスマホで列車を撮影しています。私もひととおり写真を撮影してから車内に入ります。
今回乗車するグリーン車は7両編成中の秋田方の1号車にあります。乗・降車の際にはちょっとホームを歩かなくてはいけませんが、車両端にグリーン車があると他の乗客が通路代わりに入り込む心配がありませんので、私はこの編成の作り方はベターな選択だと思います(まあ、今までの485系と同じスタイルにしたかったというのもあるとは思いますが…)。
車体色は、上部が「いなほの色」、下部が「日本海に沈む夕日色」といった感じで、派手さはないものの、なかなか車名と似合っているのではないかと思いました。また、各車両には沿線の「地域キャラクター」がラッピングされており、地元密着型の特急車両であることが感じられました。
早速1号車に入ると、まず最初に出迎えてくれのがグリーン車利用客専用のラウンジルームです。このラウンジは通路を挟んで両側に設けられており、海側は窓向きに、山側は対面に椅子が用意されています。
そして、そのラウンジを過ぎると客室となり、海側2列+山側1列のアブレスト配置となった大型シートが並んでいます。
シートに座ってみると、なかなか座り心地はいいですし、なによりもこのグリーン車のシートは前後に木製のパーテーションが付いていますので、他の列車と比べるとパーソナル感が強い感じをうけました。なお、隣の普通車を除いたところ、普通車についてはシートモケットがブルーに変更されているだけのように見えました。
さて、特急[いなほ7号]は定刻に新潟駅を出発し、一路秋田を目指します。この列車は白新線を経由して羽越線に入るため、右手に新潟車両センター、左手に東新潟機関区を見ながら進んでいきます。
乗車をしているうちに気がついたことが3つ…。1つはこのシートはシートピッチが異常とも言えるほど広いのですが、残念なことにフットレストがありません。そのため足の置き場が無いということです!今回の乗車は新型車両ということで絨毯が綺麗でしたので、靴を脱いで座っていたのですが、やはりこれだけの上質なシートですからフットレストが欲しかったなぁ…というのが正直なところです。
2つ目は、これは個人としての感想なのですが「グリーン車の割には車内が賑やか…。」と私は感じました。一定の速度で走っているとあまり騒音を感じはしないのですが、駅前後のポイント部を通過したりする際に、結構大きな音と振動が車内は入り込んでくるなぁ…いう印象を受けました。まあ、これはもともと普通車であった車両をグリーン車にしたわけですから、仕方が無いといえば仕方のない部分でしょうし、他の人にはうるさく感じないかもしれませんのでも参考として聞いていただければと思います。
そして最後の3つ目は、サービス電源のコンセントが無いということです。まあ、普通車に無いのは仕方が無いとしてもグリーン車ぐらいにはコンセントを用意して欲しかったなぁ…と思ってしまいました。
まあ、これをもって『悪い車両』なんてことではありませんので、念のため…。
列車は結構小まめに停車をしながら進んでいきます、また、単線路の宿命でもある列車交換もあるため、「少し進んでは停車、また進んでは停車…」という感じで進んでいきます。
今回は2列席の窓側席(A席)に座ったのですが、正直、広すぎて寂しい感じです。しかも前後は木製のパーテーションで遮られていますので、まったく人の姿を見ることができません。この列車、好きな人と2人で乗ることをお勧めします(1人なら迷わずC席をお勧めします。)。
列車は新発田駅を過ぎ田園地帯を駆け抜けるとまもなく村上駅に到着します。本当はもっと乗車をしたいところですが、今回の乗車はここまでとして村上駅で下車しました。
PHOTO:新潟駅の電光掲示板(特に新型車両とは書いてありません…)
PHOTO:新潟駅に回送されてきた特急[いなほ7号]
PHOTO:先頭部車両には日本海に沈む夕日が描かれています。
PHOTO:行先表示はこんな感じです。
PHOTO:グリーン車の車内
PHOTO:とにかく広い!滅茶苦茶スペースのあるグリーン車シート
PHOTO:シートの前後にはパーテーションが設置されていますので、プライベート空間のような感じです。
PHOTO:グリーン車の車端部にはラウンジルームが設置されています
PHOTO:海側のラウンジシート
PHOTO:山側のラウンジシート
PHOTO:普通車のシートはモケットを替えただけのような感じでした。
PHOTO:東新潟機関区にはカシ釜が3機置いてありました。
PHOTO:
PHOTO:香りの良いコーヒーを飲みながら、しばし、まったりとした時間を過ごしました。
デビュー直後の早い時期に乗りたい…と思っていたのですが、なんとかデビューから1週間以内に乗車することができました。乗車記内では少々厳しいことも書きましたが、この車両は「新車」ではなく、今まで走っていた車両のアコモデーションを変更しただけの車両ですから、その意味からすると非常によくできた車両だと思います。
特に今回乗車したグリーン車は、1両でたった18名しか乗車できないわけですから、「プチ贅沢」をするには最適な車両だと思いました。私も次回は奥さんを誘って2人で温泉旅行にでも…と思ってしまいました。
※なお、本日の行程は次のとおりです。
①宮内(1332)→長岡(1336) 1737M 115系2連【S3編成】
この列車、仕事でも何度なく乗車するのですが、いつも混雑をしていて座ることができません。今日も高校生が大挙乗車しており、まるで通学時間帯の列車のようでした。
②長岡(1342)→新潟(1458) 441M 115系6連【L5+S4編成】
長岡からの列車は6両編成ということで、余裕を持って座ることができました、また、6両編成の先頭車に乗車したせいでしょうか、終点の新潟までボックス席を1人で座っていくことができました。
③新潟(1533)→村上(1623) 2007M 特急[いなほ7号]
-省略-
④村上(1702)→新津(1829) 828D キハ40系DC3連
村上からは私が大好きなキハ40に乗車して新津駅まで戻りました。高校生の帰宅時間帯でしたが、なんとかボックス席に座ってゆっくりとディーゼルカーの乗車を楽しみました。
⑤新津(1833)→新潟(1853) 451M 115系6連【N24+N32編成】
新津駅からは長岡に戻らず再び新潟駅を目指しました。
新潟駅からは、なかなか乗車する機会のない快速[らくらくトレイン村上]に乗車するためです。
なお、快速[らくらくトレイン村上]については別の乗車記にてアップさせていただきます。
PHOTO:本日使用した指定席券
◎過去の特急[いなほ]関係の乗車記はこちらから…
・485系・特急[いなほ][北越]乗車記(H25.1.24)…http://tomodachiya0221.at.webry.info/201301/article_10.html
【乗車日:平成25年10月3日(木)】
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この記事へのコメント
機会がありましたら鶴岡・酒田・秋田までグリーン車に乗車してください。
新潟地域の115系も更新時期ですね!E129系導入、115系は引退E127系はえちごトキめき鉄道妙高はねうまライン(妙高高原-直江津間)で活躍されます。
その点長野地域は、115系はいずれは引退、211系・E127系で運行しています。新型車両導入しなくて寂しいです。
あと、名前についてですけど私は旧(名無し)で今後は(ミクダヨー)を名乗りますので。由来はSEGAの(ry。
コメントをお寄せいただきありがとうございます。
機会がありましたら新潟⇔秋田間をグリーン車で…と思っています。
ミクダヨーさん
コメントをお寄せいただきありがとうございます。
我が家の娘たちが喜びそうなHNですね。
シートピッチが広いのはいいのですが、普段、狭い場所に住んでいますので、広すぎで落ち着かない…というのが正直なところでした。
私も先日高崎で新潟へ回送されてゆくU-101編成を見ておりますので、次は羽越線!と思っているところです。
さて、いなほのコンセントですが、どうやらグリーン車には設置されているようです。
https://www.youtube.com/watch?v=GS2oJ1sNKVM
(こちらの動画を参照)
ただ、非常に分かりにくい位置ですね…
久し振りに「ハ」から「ロ」への
格上げ改造車の登場です。
国鉄末期から民営化直後にかけて
全国各地で登場しました。
現存するのは、北海道の183系キロハ
や西日本の381系クロくらいでしょう
か?また新潟へ遠征する口実が
出来ました!!
情報をいただきありがとうございます。
…そんなところにコンセントがあったんですねぇ…。パーテーションがあるため前席が全く見えませんでしたので、全然気がつかなかったです。今度乗車したときには使ってみますね。
若桜鉄道さん
コメントをお寄せいただきありがうございます。
言われてみると本当に久しぶりの格上車ですね。羽越本線は冬場になると運休や遅れが発生しやすくなりますので、ぜひ、お天気の良い秋・春~夏においでくださいね。
所沢市小手指元町 下妻 彰
shimozuma@souryu-design.co.jp
ご丁寧なコメントをいただきありがとうございます。
返信はアドレスあてにさせていただきましたのでご承知願います。
私は羽越線沿線に住んでいますが、この年末年始の増発では臨時電車も多数E653系の運用があったようです。
今度の3月のダイヤ改正ではE653系定期運用の本数も増えるようです。
昔から親しんできた485系が減ってきて寂しいかぎりです。
なお乗車記にあった川は信濃川ではなく、正式には阿賀野川です。
一応参考まで。
コメントをお寄せいただきありがとうございます。
今春にはE653の運用が中心となり、逆に485系の運用のほうが珍しくなるようですね。まあ、時代の流れと言えばそれまでですが、ちょっとセンチメンタルな気分になってしまいますね。
川の名前を教えていただきありがとうございます。早速、訂正をさせていただきます。
常磐線から引退と聞いたときは、悲しかったですが、特急いなほとして再び営業を開始すると聞いて、うれしかったですw
このまま走り続けてほしいと願わんばかりです
私の拙いブログをお読みいただきありがとうございます。
E653系は常磐線から撤退しましたが、新潟県~秋田県で元気に活躍をしていますし、もしかすると今後はもっと運用範囲が広がるかもしれませんね。