大井川鉄道(南アルプスあぷとライン)乗車記・前編(H31.3.29)

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                PHOTO:大井川鉄道の金谷駅に停車中の元南海ズームカー


 今回乗車する「大井川鉄道」なについては、過去に金谷駅⇔千頭駅間を乗車済みなのですが、千頭駅より先の「南アルプスあぷとライン」については未乗車のままとなっていました。
 昨年4月から名古屋市民となりましたので乗りに行こうと思えばいつでも行くことはできたのですが、実はこの「南アルプスあぷとライン」の井川駅と閑蔵駅の間は平成30年5月に発生した土砂崩れによって不通が続いており、開通を待ちわびていたところ3月9日からようやく開通となりましたので、早速、乗車に行ってきました。


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※本日乗車した列車の写真ではありません。
①新守山(520)→名古屋(535) 100M 313系8連
 新守山駅からは中央線の始発列車で名古屋に向かいます、この列車、土・休日は6連ですが、平日は通勤・通学輸送に対応するためでしょうか8両で運転されています。ただ、8両といっても座れるわけがないのですが…。




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②名古屋(540)→豊橋(707) 102F 313系4連
 名古屋からは豊橋行きの普通列車に乗り換えます。名古屋駅で降りる人が多いので、座って行けるだろう…と思っていたのですが、それ以上に混雑がひどく座っていくことができかったのですが、金山駅で名鉄に乗り換える人が多く、金山駅からは座っていくことがてきました。
※写真は豊橋駅到着後に撮ったため幕が回ってしまいました。




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③豊橋(711)→金谷(826) 918M 211系6連
 豊橋駅からは4分の待ち合わせで熱海行きの普通列車で金谷駅を目指します。乗換時間4分、しかも通勤ラッシュが始まっている時間帯ということもあり、当然ながら座っていくことはできませんでしたが、思っていたよりは混雑しておらず、豊橋から2つ目の新所原駅からは座っていくことが出来ました。ただ、この列車、6両編成でしかも熱海までの長距離を走る列車にもかかわらずトイレが付いていないというのは、どうなんでしょうねぇ…。




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④金谷(901)→千頭(1014) 大井川鐡道 5列車 21000系・元南海ズームカー
 金谷駅に到着しました。一度JRの改札口を出てから大井川鐡道の改札口で「大井川周遊きっぷ」を購入してからホームへと入ります。金谷駅を9時1分に発車する列車は、金谷駅に8時52分に到着する列車の折り返しとなるようで、ホームにて列車の到着を待ちます。過去、大井川鉄道では近鉄の16000系と京阪の3000系(テレビカー)には乗車していますので、南海の21000系・元ズームカーが来てくれれば…と思っていたところ、見事にズームカーが金谷駅に到着しました。

 大井川鐡道の金谷駅を発車した列車は、JR東海道線を右手に見ながら大きく左に進行方向を変えながら進んで行きます。平日だから空いているだろう…と思っていたのですが、列車内はほぼ座席が埋まる程度の乗客が乗り込み、さすがに春休み期間・青春18キップの期間中であることを最軟式させてくれます。列車はSL列車の発着駅となる新金谷駅に到着し、若干の乗客を降ろした後、進んんで行きます。


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                        PHOTO:大井川鐡道の金谷駅





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                      PHOTO:21000系ズームカーの車内





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                 PHOTO:JR東海道線を右手に見ながら進んで行きます。



 列車は金谷の街を抜けると右手に大井川を見ながら、その大井川の流れに沿ったかたちで進んで行きます。大和田駅ではSLの撮影を行う方たちが下車したこともあり、車内は幾分空いた感じになりました。抜里駅を過ぎ、しばらく進むと、それまでその流れとともに走ってきた大井川を渡り川ね温泉笹間渡駅に到着します。なお、この大井川を渡る大井川第四橋梁はSL撮影の名所でもあります。川根温泉笹間渡駅を過ぎると、それまで新工法歩行右手に見えていた大井川を左手に見ながら進んで行きます。沿線に咲いている桜やに椀一短いトンネル(正式にはトンネルにはならないようです。)などを見ていると終着の千頭駅はもうすぐです。列車は駅手前で速度をぐっと落し、緩やかな速度でSL列車の終着駅であり「南アルプスあぷと線」の乗換駅でもある千頭駅に到着しました。


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                   PHOTO:大井川を右手に見ながら進んで行きます。




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               PHOTO:日本一短いトンネル?(トンネルには該当しないそうです。)




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                 PHOTO:大井川の流れを見ながらの乗車が続きます。





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⑤千頭(1019)→井川(1206) 203列車
 千頭駅から乗車する「南アルプスあぶとライン」の列車は、千頭駅の6番線から発車なのですが、乗換時間がわずか5分しかなく、その間にトイレ休憩も必要なことから、滅茶苦茶慌ただしい乗換時間となりました。私、ディーゼル機関車が金谷駅方に連結されていたので、てっきりその方向に進むのかと思った居たのですが、そうではなく井川方に連結されている制御車を先頭にし、ディーゼル機関車が後ろから押し上げるというスタイルで運転されることを動き出してから初めて知りました。

 千頭駅を発車したアプトライン列車は、レールと車輪がこすれる音を発しながらゆっくりと進んで行きます。川根両国駅を発車すると大井川にかかる「両国の吊橋」を、しばらく進むと3本の川が交わる三叉橋を渡りながら須進んで行きます。

 ここでまた気が付いたのですが、この路線の名称は「南アルプスあぷとライン」ということなので、アプト式のはずなのにレールの間にラックが無い!しかもパンフレットには電機機関車が写っているのに、現在走っている区間は非電化区間、どうして?と思っていたところ、どうやらアプト区間となるのは途中の「アプトいちしろ駅」からのようで、この駅で列車の先頭に電機機関車を連結してアプト区間に入っていくようです(車掌さんに聞いたところ、「アプトいちしろ駅」で電機機関車を連結して次の「ながしま駅」で機関車を外す…とのことでした。)。


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                 PHOTO:このディーゼルカーが後ろから押し上げます。




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                 PHOTO:かわいい客車の車内、ドアは手動式です。




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               PHOTO:大井川にかかるつり橋を見ながら進んで行きます。




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                    PHOTO:三叉橋を渡りながら進んで行きます



 寸又峡温泉の玄関口となる奥泉駅では若干の乗客が乗り込みます。奥泉駅を発車すると進行方向右手に「泉大橋」を見ながらしばらく進むと「アプトいちしろ駅」に到着します。前述のとおり、この駅で編成後方(ディーゼル機関車の後ろ)にアプト式の電機機関車(ED901)を連結して急勾配区間(90‰)区間に入っていきます。アプト区間というと、速度をぐっと落して、歯車がレールにかみ合っていることを確認しながら進んで行く…なんて思っていたのですが、これが意外と速い速度でグングンと急勾配を上り切り、約5分ほどで「ながしま駅」に到着します。


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                     PHOTO:泉大橋を見ながら進んで行きます




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                 PHOTO:大井川鉄道のシェルパ・ED90型電機機関車




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                             PHOTO:連結完了




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                         PHOTO:登り勾配のスタートです。




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                       PHOTO:90‰の勾配を上っていきます。




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                       PHOTO:力強く後ろから押し上げます。




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                    PHOTO:長島ダムを見ながら進んで行きます。



 アプト式電機機関車の助けを借りるのもこの長島駅までということで、この駅で電機機関車を切り離します。なお切り離した電機機関車は、反対側に到着した千頭行きの先頭に連結されて「アプトいちしろ駅」に戻る形となります。

 身軽になった列車は写真が展示されたトンネルの中をゆっくりと進んで行きます。その後、列車は「南アルプスあぶとライン」のハイライトでもある「奥大井湖上駅」に到着します。この駅で写真を撮る人、湖上を渡る鉄橋の側道を歩く人が大勢降りて車内はだいぶ空いた状態となりました。しかし、こんな湖の途中に駅があるとは驚きでした。
 次の接岨峡温泉駅でも温泉に向かうであろう乗客が多く降りました。この辺りから沿線の風景や空気感が変わり、列車が標高の高いところを走っていることがわかります。空気が一段と冷たくなり、だんだんと終着駅が近づいてきたことがわかります。この後、列車は(私鉄では)日本一の高さを誇る「関の沢鉄橋」を渡って進み、閑蔵駅に停車後、終着の井川駅に到着しました。

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                    PHOTO:長島駅で機関車を切り離します。




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                PHOTO:反対側ホームに千頭行きの列車が入線します。




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                   PHOTO:トンネルの中に写真が飾られています。



    
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                        PHOTO:この橋の上で停車します。




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                        PHOTO:奥大井湖上駅に停車中




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                           PHOTO:ここ歩けるの?




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                      PHOTO:杉林の中を走っていきます。




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              PHOTO:日本一の高さを誇る関の沢鉄橋を進んで行きます。

※文字数制限のため「後編」に続きます。

【乗車日:平成31年 3月29日(金)】

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この記事へのコメント

もり
2019年04月02日 18:10
もりです。
大井川鉄道にご乗車されて元南海電鉄ズームカー味のある車両ですね。
観光客多かったですか?
南アルプスあぷとラインはより観光客が多かったことでしょう。
おっしゃるとおり、JR東海211系6両編成でしかも熱海までの長距離を走る列車にもかかわらずトイレが付いていないのは?です。意見等出した方がよいです。
TTI
2019年04月02日 19:26
 もりさん
 コメントをお寄せいただきありがとうございます。南アルプスあぷとラインですが、観光客は多いのですが、列車は意外と空いていてちょっと驚きでした。
 JR東海の岐阜⇔豊橋間は名鉄との競合区間ですので、最新鋭で転換クロスシートの車両を投入しますが、それ以外は独占状態ですので、何を言っても無駄な会社です。

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